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zoom RSS 犬の射殺について

<<   作成日時 : 2015/09/17 10:34   >>

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先日、松戸市で紀州犬が人を噛んで、警察が射殺した事件がありました。
それに対して、結構なクレームがきているとか・・・

中には、「素手でどうにかならなかったのか?」などと、馬鹿げたことを言う人もいたようです。
犬の怖さ知らないのでしょうね。。

殺された犬は、紀州犬です。日本在来の犬。
秋田、甲斐、紀州、四国、北海道、柴の6種で、秋田が大型、柴が小型、そのほかは中型に分類されます。

狩猟犬としての特性が強く、結構獰猛です。
ちなみに、「土佐犬」は、四国犬にマスティフやブルドッグなどの闘争心の強い洋犬を混血させて作られた犬です。

とにかく、気が荒い。
飼い主に忠実だけど、他人には警戒心が強い。
つまり、群れの上位者には、忠実だけど、下位者には、容赦がないんですよね。。。
だから、しつけを間違えると大事になります。

昔、狂犬病予防関連の仕事をしていたのですが、業務の中に「不要犬の引取り」というものがありました。
はっきりいえば、飼えなくなったり、飼うのをやめたい犬を、動物愛護センターに送る仕事です。
いろいろなケースに遭遇しました。

その中で、「甲斐犬」を引き取ってほしいという依頼がありました。
おばあさんからの要請だったのですが、息子さんが知人から「おとなしい犬だから」といわれて、飼いはじめたとか・・・
しかし、息子さんが急逝して、犬が残ったのですが、犬は、群れのNo.2のつもりだったらしく、おばあさんが近づくと、威嚇し、噛み付いたりしてくるので、怖くなって依頼してきたそうです。
で、つないである犬に近づくと、噛み付いてきます。
投網で何とかなるだろうという人もいるでしょうが、投網なんか、簡単に破りますよ?
捕獲用に底引き漁で使う網を使ったタモ網でも、ちょっと油断すると噛み切られます。
相手が、鎖でつながれてたので、捕獲用のワイヤーで何とかなったのですが、直径4cmほどのパイプがつぶれる位の噛む力があるんですよね。。。

それと、一度人を噛んだ犬は、どんなに矯正しても人を噛みます。
詳しい人に聞くと、人に対する恐怖心を植え付けないと人を「獲物」と認識するとか。
そのためには、「体罰」的なものを与えないと駄目なのですが、日本犬だと、ほとんど「半殺し」レベルでやって、何とか、表面的な服従が得られるだけで、いつひっくり返るかわからないので、一度人を噛んだ犬は、殺処分するしかなくなるとか。

まあ、えらそうに言う人間は、一度、捕獲現場で捕獲作業に従事してみれば、身にしみて犬の恐ろしさを理解できるでしょうね。。。

あと、「麻酔銃」の使用を唱える人は、テレビの見すぎ。
打ったとたん寝てしまうような麻酔薬ってないんですよね。。。
あったとしても、取り扱いが難しいし、高価。
使用量を間違うと、永眠してしまいます。。。
だから、緊急事態に麻酔薬は仕えません。。。
ゆっくりと効くタイプなんで、意識が朦朧としたままうろつきだすので、危険度がUPすんですよね。。。

こういう観点からすると、人を噛んだ中型以上の日本犬に対する対策は、「射殺」が一番安価で安全な対処方針となってしまいます。。

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