素鵞庵主の晴耕雨読

アクセスカウンタ

zoom RSS 木を見て森を見ず

<<   作成日時 : 2013/08/28 22:22   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

朝の蓑の番組で、来年度の国の予算を話題にしていた。

その中で、公共事業費が20%増えるというのを槍玉に挙げていた。
いわく「無駄遣い」。

まあね、その側面は否定しませんよ?
ただし、どのレベルでの「無駄使い」というのかを議論しない。

枡塵のいう「無駄遣い」というのは、車の通らない道路や橋のことなんですけどね。。。
じゃあ、その橋や道路がなければ、よりいっそうその地区の過疎が進むとは考えないんですかね。。

確かに、道路がついたから、田畑の管理し安くなって余計に人口流出することもあるでしょうね。
でも、緊急時には、その道があることによって助かる命があることも事実。
何事も「経済理論」で片つけるなら、公共工事だけでなく、福祉政策もその経済理論で「無駄」を判断すればいいんですよね。。。
これは極論ですね。。。

で、番組の中で、東北震災の復興事業について「予算が余っている」とか「事業が行われていない」とか行ってましたが、これが、「無駄遣い」を批判していた結果だということに気づいていないんですかね。。

日本は、災害の多い国です。そのために、災害予防のために大規模な土木工事とかを多くやってきました。
しかし、一度災害が発生すれば、多くの施設が被災し、復旧のためには、たくさんの人手が必要となります・・。
で、その人手を被災者から採用する・・・いい政策ですね。。。

ただし、軍組織で言うとことの、「士官・下士官」が十分にいればですが・・・・

土木工事って、一種の軍事行動に似ています。まあ、それで、災害救助に自衛隊が借り出されるのですけどね。。。

司令部で戦略を練って(復興計画の策定)、各部隊に指令(工事の発注)、そして、実働部隊が軍事行動(工事の実施)。

このうち、各部隊にあたるのが、土木工事会社、実働部隊が作業員です。

ここ20年、「無駄な公共工事削減」の掛け声の下、公共事業費が減らされました。
そうすると、土木工事会社は、従業員を減らし、機械を減らし、何とか生き残ろうとしましたが、耐え切れずつぶれるところ、廃業するところが続出し、かなりの数を減らしています。
そのため、現場監督(士官クラス)や作業班長(下士官クラス)となりうる人材も減り、特に、現場のたたき上げが適任である作業班長は、後継者を育てることもできない状態が続いています。

新兵だけを配属してもまともな作戦行動はできません。その新兵をまとめるための下士官が激減してる状態では、まともな作戦行動を取ることができません。。。

だから、復旧工事を請け負うものがいなくて、いまだに復旧が遅れてるのではないでしょうか?

軍隊も、有事さえなければ無駄飯食いです。それでも、一定数は必要で、その計画は、毎年見直されています。

土建屋も、有事の際にある一定の数が必要です。そのため、最低必要数を算出し、それを維持するために、公共工事をある程度発注することは、国の勤めではないでしょうか?

こんなこと書けば、「外国から呼べばいい」と言い出す連中が出てきますが、土木工事ってその土地ごとに少しづつノウハウが変わってきます。土地の形状、地質、気候、風習習慣。。。それが違うところで今までとおりの手法をおこなうと、問題が出る場合が多いんですよね。。

それてと、外国企業は、「傭兵」。いくら優秀でも、用事がなければさっさといなくなります。。。
何十年続けて使う施設だと、ある段階で「補修」の問題が出てきます。
作ったところじゃないとわからない、構造とかもあるんですよね。。

一見無駄でも、一種の保険的なものと考えれば、一定の公共事業は、「必要経費」ではないでしょうか?

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
木を見て森を見ず 素鵞庵主の晴耕雨読/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる