素鵞庵主の晴耕雨読

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zoom RSS 石造文化財ツアー

<<   作成日時 : 2012/10/17 05:52   >>

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庵主の地元「乃万地区」には、中世期の石造文化財が結構あります。

土曜日に、「しまなみ石文化研究会」が主催する「凝念と今治の中世石造物」というシンポジウムがあり、その関連イベントの現地見学会に参加してきました。まあ、純粋な参加者でなく、研究会のメンバーなんで、運営のお手伝いなんですけどね・・・でも、先生方の話に聞き入ってしまっていましたが・・・

 野間うまハイランド近くの集合場所に集まった後、参加者はバス、先生方と研究会メンバーは乗用車に分乗して、石造文化財を巡ります。

最初は、「野間覚庵 五輪塔2基」。
鎌倉時代の有力者の夫婦墓と考えられています。
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田圃の中にポツンとあります。。
1300年代に作られたとかで、800年以上連れ添った夫婦ともいえますよね。。。それで、夫婦和合にご利益があるのでは?と解説する先生もいました。

この石造物の石の産地の質問があり、蒼社川の転石を消すったものではないかとの説が披露されました。
確かに、中世期の技術では、現在宮窪なんかで行われている「露天掘り」は、難しいでしょうね・・・

次が「野間馬場五輪塔」。
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ここは、若くして亡くなった妻のために有力者が建てた墓だとか。
遠くから技術者を呼んでつくらせたので、かなりの費用が掛かったとか・・・
この逸話聞いて、インドの「タージマハル」をおもい出しました。

ちなみに、解体修理した時に、25歳くらいの女性の骨が出てきたとか。


3番目が、「野間 長円寺跡 宝篋印塔」。
印象は・・・・「でかい」。
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こんなでかいものがあるとは思っていませんでした。。。
運ぶだけでも大変でしたでしょうね…・

この石造物の問題点は、周りの石垣・・・
自信があって崩れると、破損する恐れが高いとか。対策の必要があるそうです。

4番目が、「神宮 野間神社 宝篋印塔」。
ここは、別の場所で見つけて移設したものだそうです。
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ここで特徴的なのは、現世利益を希求する文言が掘られているところだとか・・・

ここの問題点は、傾いてます・・・
「来るたびに傾いている」との解説もありました。
早急の対策が必要です・・・
子孫に子孫に素晴らしい文化財を伝えるためにも・・・

5番目が「延喜 乗禅寺 石塔群」
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11基の石塔がありますが、いろんな場所で埋もれていたものを、江戸時代に集めてきたものだとか。
それで、結構ちぐはぐに復元されたものもあります。。

最後に、シンポジウムのタイトルにもある「凝念」ゆかりの延命時へ。
ここの古い鐘つき堂の近くに、石塔のパーツがいくつも転がっていました。
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この中の一つと組み合わせるといい石材が、太子堂付近にありました。
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ひっくり返して、削って、手水鉢・・・
こんな使われ方している中世石造物もおおいとか・・・

いろいろと面白い話を聞けた見学会も、お昼で解散・・・

楽しかった。。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
2日間にわたるスタッフ、本当にお疲れ様でしたm(__)m

専門家の方々のライブ解説は、とても勉強になりましたね。

こういう機会を、定期的に開く必要性を感じています。
ケイボン
2012/10/17 09:15
>ケイボン先生

専門家の意見はとても面白かったですよ。

定期的な開催は必要だと思います。
伊吹
2012/10/18 21:56

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